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この暑さはまだまだ続きそうだが、朝夕の一陣の風に秋を感じる。 今、森や林は、蝉しぐれの真っ最中。 目を転じると、幹にも小枝にも草の葉にも柵の木にも壁にも、しっかりとしがみついた抜け殻をあちこちに発見。 蝉は、幼虫の時、地中で7年ほど過ごし、地上の生活は、2週間くらいで寿命が尽きると子どもの時教えられたが、種類によって、幼虫の期間がもっと短いものや成虫の期間はもっと長いものもあるようだ。 しかし、いずれも、地中から這い出し、未知の世界で羽化し、体に合った樹液を求めて空腹を満たしながら、相手を見つけて交尾し、産卵するという切迫したスケジュールを次つぎとこなさなくてはならないのは、充実した毎日だろう。 追記: 8月6日、通路でもう死んでいる蝉を見つけた。 その周りを蟻が2,3匹忙しそうに走っていた。 こうして見てくると、夏休みの宿題とはいえ、蝉の標本作りは罪な気がする。
by dankkochiku
| 2010-08-07 23:00
| ぶらり、まち歩き
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Comments(8)
Ciao dankkochikuさん
いや、罪以外の何物でもないでしょ でも今の学校でもやってるのかな? 探すのが大変そうな気がする デパートとかで売ってたりして、夏休みの宿題用 宿題なら、もっと意味のある、実りのあるものを子供たちにやらせてほしい 虫の殺生して何になるの? 高校の時、 カエルの解剖の授業があった 罪のないカエル殺して体を割いてなにになるのかと、 私のグループは、解剖を拒否して、そのカエルを裏庭に放しに行きました 先生は、麻酔のかかったカエルなど、放したところで生き帰らないと怒った 私の中ににが―い矛盾感が残りました 子供だから、そのあと先生に対して何か言い返した記憶がないんだけど、今だったら、言葉でぶちのめしてやるのに 虫の命も人の命も同じ一個の命だと その重さに変わりはないと思います。
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marquetry at 2010-08-08 00:12
小さい頃、昆虫セットで、虐待してた身には、少々耳の痛い...じゃない胸の痛いお話です。小さい頃、ものすごく暑い日に、鳴いていた蝉が、電柱から落ちて来た事があります。...蝉も、あまりの暑さに熱中症になるのかと、感じた記憶が有ります...今年もそんな暑さの毎日ですね。
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dankkochiku at 2010-08-08 09:55
Ciao Junko さん 夏休み宿題用のセミや蝶などの標本売っていますねえ。 あれは、同級生児を意識する保護者向けのものではなかろうか。夏休みが終わり、始末に困ったのか、燃えるゴミの山にあったのを見たことがあります。 金余りの非教育的家庭の象徴か?
そうそう、カエルの解剖、小学5,6年生ころやりました。 ホルマリン漬けの大きなガマ蛙を数人に一匹ずつ配られ、誰もが死んだ蛙かと思って解剖中に、むっくりと裏返り、机上から床に落ちた時は、教室中がパニック状態になったのをはっきりと覚えています。 痛覚のないカエルでも、麻酔から目覚めて、驚いたことだろう。
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dankkochiku at 2010-08-08 10:06
marquetry さん 子どもは天真爛漫、無邪気と言われる半面、とても残酷です。 蟻の列を狙ってゴム毬つきをしたり、「赤とんぼ、羽を毟ればトウガラシ」などと笑って赤トンボ取りをしたりと、でも、こんな残酷なことをした子どもの殆どが、大人になるとしなくなるのは何故かと考えます。
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tomahawk_attack
at 2010-08-09 10:37
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>蝉は、幼虫の時、地中で7年ほど過ごし、地上の生活は、2週間くらいで寿命が尽きる・・・・そうなんですよねぇ。。
「かげろう」程ではないにしろ、ともに下積みが長い割りには、光の当たる時間が極端に短い点が・・共通しています。。 私たちは、そうした蝉のもつ運命的な生涯と、人の世の儚さとを重ね合わせてしまいがちです。。 天から与えられた貴重な一生・・・その生涯を閉じる最後の一秒に至るまで、全てを燃焼しようとするひた向きさ・・・その姿には、私たちに、生きる上で「かく有るべし」との指針を授けているように見えます。。 それに引き換え、政界を眺めると・・蝉と似たような運命を背負いながらも、対照的に「無責任」と「投げやり」に終始する政党も見えます。。 そんな彼らからは、蝉ほどの一生懸命さが、まるで伝わって来ません。。 両者とも夏の終わりと共に消え行く運命にありながら、その生き方、真面目さには・・天と地ほどの違いが感じられます。困ったもんですねぇ。。(v_v)
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dankkochiku at 2010-08-09 20:01
tomahawk_attack さん 蝉は、本能というか、体に組み込まれたDNAに従ってただ行動するだけなのでしょうが、精一杯行動して役目を終えて一生を終える姿を見ると、人生にとっても何か教えられるものを感じますね。
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idea-kobo at 2010-08-15 08:25
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dankkochiku at 2010-08-17 12:47
idea-kobo さん 残暑お見舞い申し上げます。 毎日、ご声援ありがとうございます。
二週間 暑さ加える 蝉しぐれ
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